にっき

2019/12yahoo!ブログ閉鎖と聞いて記事以降してきました

天国へのカウントダウン

本編の感想に入ります。
前置きが長かったんで、名シーンだけの取り出しはせず順を追って書いていきます。
 
まず最初。冒頭シーン後の・・・メインテーマ!!!
ぎゃーっっっ、かっこいーーーー!!!
イントロのかつてない斬新なアレンジに加え、映像ではガラスがガシャーンと!!
イイ!!コナン映画のオープニングの中で一番かっこいい!!
 
そのあといつものように登場人物紹介が入り・・・キャンプ帰りのシーン。
元太が来たことで後部座席が狭くなり、コナンが歩美に一言。
 
「ごめ、詰めるよ歩美ちゃん」
 
声!!!
この優しさMAXボイス!!元太に対してとは大違い!!
いやー、これは『瞳』での「どうした、灰原?」といい勝負でした。
ていうかシチュ的にこっちの方が勝利!
だって歩美ちゃんからすると、好きな男の子☆が隣に座ってる上に密着してくるだけでもドキドキなのに、
直前に男友達に「ったく、しょうがねえなあ(覚えてないので全然違うセリフかもしれない・・)」と言ったのとは真・逆の声色でこんなこと↑言われるんですよ!耳元で!!!
しかも「歩美ちゃん」って!名前つきですよ!!!
あーー、いいな、歩美ちゃん(笑)。
 
なんか少女漫画語るようなノリになってしまった・・・お粗末様でした(汗)
話を元に戻します。
 
次、ツインタワービルで蘭たちと合流した後、自分の10年後の写真を撮れる機械で遊んでるシーンにて。
10年後の元太・光彦(笑)に対して、蘭のコメント。
「あら~、二人とも素敵に写ってると思うわ^^」
って、何言ってんの!素で言ってるよこの人(笑)
なんか、アニメや映画だといつもにも増して「いいお姉さん」になりますよね、蘭ちゃん。
まあ、こんなこと実はどうでもいい。
蘭ちゃん!あなたの10年後は見せてくれないんですか!?
「若い頃の英理にそっくりだ~」(by小五郎)ってまじで!?英理と蘭ちゃんは顔の系統が違うと思ってたのに。
私の中で、青山作品に出てくる女の子は蘭ちゃん(青子)系と哀ちゃん(紅子)系に分かれていて、(簡単にいうと可愛い系と綺麗系)
英理は圧倒的に後者だと思ってました・・・
というか蘭ちゃんの10年後、当初は公開する予定だったそうで・・・作者の意向でなしになったんだっけ?
 
そしてこの後、コナンくんと哀ちゃんの番。
無理矢理機械に乗せられた結果がエラー・・・良かったですね。(笑)
で、哀ちゃんが一言。
「10年後は二人とも存在してないってことかもね。」
例にもれずセリフうろ覚えですが。(汗)たしかこんな感じ。
いーーーですね。ブラック哀ちゃん。声が小さいのもいい。
小さいだけじゃなく、周りから浮いたような声。独りぼっちの声色です。さすがめぐさん!!(考えすぎ?)
 
この映画は哀ちゃんブラック期最高潮ですね。対コナンの哀ちゃんポジションの変遷を見てみます。
 
世紀末→ ・あまり絡まない
         のでわからない・・・哀ちゃんはコナンが焼け死んだと思った時最高に切なげな表情(!!!)を浮かべ          ますが、本人に伝わってないし。
瞳→    ・哀に対しマジギレ。
       ・「どうした?灰原」
       ・怪我したコナンにハンカチを差し出す哀に対し意図を見いだせなさそうな顔を向ける。   
         まだ完全に心許してはない様子。敵だとはもちろん思ってないけど、何考えてるのかわかんねー         やつ、というか、性悪かツンデレか見極め中、って感じ?(笑)
         あ、2番目は全くもって私の好みでいれたのであまり関係ないです(笑)
天国→   ・哀の行動の真意を見破る
       ・弱音吐いた哀を慰める
       ・哀が犠牲になろうとするのを間近で見る
         これらに関してはこの後詳しく書きます。
イカ→  ・哀に身を呈して助けられる
迷宮→   ・あまり絡まないのでわからず
 
で、この後の『銀翼』ではもはや現在のように熟年夫婦(ケンカ友達?)ポジ・・・
『水平線』では哀にいきなりボートの操縦を頼み、その信頼っぷりは哀にだけ事の重大さを伝える『鎮魂歌』でもまた然り。
そしてついに『紺碧』では、まさかまさかの『相棒』発言・・・・・・・・・・・・(これは認めない。)
 
ってすごいすごーい!!
並べてみるとわかりやすい!!
天国から露骨に二人の関係変ってますね。(この時期の微妙な関係が好きって方・・・気持ち、わかります。)
今まで映画のコ・哀をなんとなーく見て、関係性は原作と照応させてるのかな?なんて思ってましたが。
映画は映画で一つのストーリーができてますね!すごいすごーい!!
原作ではだんだんとわかってきた哀の素顔を、映画では天国でかっ飛ばしてさらしちゃったーみたいに見えますね。
真のヒロインじゃないんで実際そういう意図はないんだろうけど・・・いやー、こう考えると裏ヒロインもいいじゃないの!
 
テンションあがってきたところで一回切ります。
なんか話がそれまくりなんで、次はちゃんと本編の感想に戻ります!