瞳の中の暗殺者
感想続きです。
最初から順に追ってきます。
一番書きたいことはもう書いてしまったので、細かいことについて。
まず、冒頭。トロピカルランドの場面。
噴水、あんなところからでたら危ないんじゃ・・・(笑)
普通に濡れますよね。柵があるならわかるけどw
そしてその後コーラに濡れ、意味深に爆笑する新一&蘭。世紀末のバカップルです。
そういえばこの年(2000年)が真の世紀末ですよね。前年の映画のサブタイトルに使っちゃったけど。
この後、雨のシーン。
この映画の雰囲気が暗い理由に、雨のシーンが多いというのも加えないといけません。
蘭が新一をトロピカルランドに誘ってます。
気軽に「行こうよー」なんて言えるところが初期の名探偵コナンっぽいですね。
まだ誘えば新一があっさりくると思ってるあたり。
この場面だけでなく、この後のパーティーでコナンが高木刑事のことを「高木さん」と呼んだり、
佐藤刑事がたまに蘭を「蘭さん」と呼んだり、
阿笠博士が自分のことを「天才発明家」というあたりが、やっぱり初期っぽい。
まあそれは置いておいて、次は白鳥妹の結婚を祝う会の場面について。
あ、忘れてたけど探偵団たちのクイズ、博士のよりよっぽどいいですよ!
土下座するコナンはしょぼすぎて目も当てられなかったけど・・・(笑)
まずここでワロタwシーン。
「ったく、夫婦で別々に記帳すんなよな!」
ごもっとも(笑)。
あと、
小五郎「おれも最近記憶が・・・っておい!」→爆笑するコナン。
単純におもろかったです。
さて、このパーティー会場で目玉場面といえば、佐藤刑事が撃たれるシーンを差し置くと、
英理のあのシーンでしょうか!?
「お前のことが好きなんだよ・・・この地球上の誰よりも」
ここ!原画ですよね!? 小五郎がんなこと言ったの!?という衝撃も含めて心に残ってます(笑)
園子さん、君の反応は正しいよ・・・(笑)
あと、忘れてたけど高木!くだらない挑発に乗せられて機密を漏らすな!
次、ついに蘭が記憶を失くしてしまう場面。
「坊や・・・誰?」
うわー、なんか、長編漫画のお約束ですよね。当時はまだ使い古されたネタではなかったのかな。
そしてこの後の小五郎、
「お前の父親の毛利小五郎と、母親の妃英理だ!」
っておい!夫婦別姓で呼ぶなって!(笑)
このセリフはちょっとよろしくなかったです。
慌てたときって人間の本音が出るからね・・・
正式な場では「妻の英理です」と紹介しても、心は別々でしたか・・・
ていうかその前に蘭が混乱するし!
この後、事件の説明ですね。
このとき、目暮警部がコナンにコーラを買ってあげます。うは、私はばっちり見ましたw
後々キーワードとなりますもんね。なんか嬉しいな。
で、また利き手の話・・・違うネタはないものか。
小五郎のうなじを万年筆で引っかく英理さん・・・痛い・・・これは痛いよ・・・・・・
なんか細かいつっこみばっかりになってきましたが、この後もこんな感じで進んでいきます・・・・・・
日付が変わり、探偵団が来ますね。
元太「あんなに遊んでくれたじゃんかよ!」
っていつ!?まじで。
原作ではイタリアの盗賊団事件のときしかなかったと思うけど(たぶん)
さて家に戻ります。
蘭が両親に敬語使ってますね。哀しいなあ。
で、この後英理の料理話に・・・蘭が笑う。
小五郎&英理も爆笑。
・・・って、冒頭のトロピカルランドのシーンでも思ったけど、なんなのこの風景(笑)
意味不な爆笑怖いって!
まあいいかそれは・・・この夜のコナン。
工藤新一について問われ顔を赤くしながら、
「たぶん、蘭ねーちゃんのことを一番に思ってるけど、それを表に出せない人だと思うよ・・・」
あー、萌え~。セリフうろ覚えですけど。
真っ赤になって、うつむきながら、いいにくそうにいいにくそうに伝えてますね。
あああああああああ直接言ってやりなさいそんなこと!!
間接的に伝えるテイでもこんなたどたどしく言っちゃってさあ、
そんなんだからいつまでも告白できないんでしょおおお!!!
・・・なんか熱くなってしまいました。ので話を戻します・・・(汗)
はい、もうこの場面はいいっ!
次、電車のシーンについて↓
高木、使えねええええええ!!!!!!
あれっていいの?然るべき罰が必要ですよね?
ばっちり蘭を助けたコナン君に関しては・・・見てるこっちはお約束ですけど、
蘭にとってはポカーンですよね(笑)
この後コナンを遠ざけようとするのがよくわかります。
そしてこの後病院で。
コナン「守るだけじゃだめだ・・・こっちから攻めないと!」
このセリフ、別にいいんだけど・・・
なーんか「攻める」という意味を対比にもってくることによって「守る」の実際的な意味が際立って、
「俺がお前を守る(キリッ」という少女漫画的でロマンチックな意味合いが消える気がします。
実際コナン君は、最初から文字通りの意味で「守る」と言ったんでしょうけど・・・
これじゃ哀ちゃんに対して言う「守る」と同じ意味ですよね。
それにしても取り様によっては若干萎え要素があるような~気がするセリフでした。
一回切ります。