にっき

2019/12yahoo!ブログ閉鎖と聞いて記事以降してきました

天空の難破船

見てきましたー!
 
思ったより面白かったー!
 
悲惨だった11作から着実に良くなってると思います。去年「漆黒の追跡者」を見たときはまあふつーだけど山本監督の中ではマシかな、と思ったのですが。。。漆黒よりよっぽど面白いです。
 
なんか映画っていうより豪華なテレビスペシャルって感じでしたね。
私がいう「コナン映画らしさ」は、こだま監督の頃のクライマックスに向けてぐーっと盛り上げる、という構成なんですが、山本監督は全体で魅せようとする感じ。
 
今までの山本監督はそれでいてつまらなかったから嫌でしたが、今回は面白かったので、こんな作風もありかな、と初めて思いました。まあ諦めるしかないかな、という妥協の気持ちが大きいですが・・・(笑)
 
でもやっぱり最後はビシっとしめてほしいですね。なんというか、盛り上げ方にセンスがない。
こだま監督のときははらはらはらはらはらした後にメインテーマきたーーーーーー!!!!
背中ぞくうぅっっっ!!!!!って感じだったんですが。
山本監督は・・・例えていうと鎮魂歌のコナンが斧にぶらさがりながらボール蹴るシーンとかですが・・・・
・・・・なんか微妙?
でもだからと言って、戦慄みたいにクライマックスを放棄しないでください。
あれは最悪です。世間的評価のワースト1は11作目のようですが、私は戦慄が一番つまらなかったです。
まあ戦慄についてはまた今度書きます。
 
話を天空に戻します。
 
あと、BGMがかなり良くなかった・・・
シリアスなシーンでおちゃらけた曲とか・・・それだけならまだいいんですが、
犯人グループがコナンを追いかけてたとき。メインテーマが流れて「おお、いいじゃん」と思ったら、
途中でぶつ切り(←切り方のセンスもない!)、ちゃかちゃかちゃかちゃか間奏。
まあ最後にボス的な人が追いかけてきて、ちゃんと曲も盛り上がるのかなと思いきや
そのシーンはあっさり終わってしまって・・・ずいぶんな肩すかしでした。
 
しかしその後に犯人とコナンが機上に!ここで本当のクライマックスかやるじゃん!と思いきや・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・メインテーマが流れないーーーー!!!!
 
もうだめ!!だめよ!!!浦上さんもうだめ!!
書くのが遅れましたが映画冒頭の異常な省略も許・せま・せん!
せーっかく今回のメインテーマ、かなり新しいアレンジでかっこいい!期待!と思ったのに
いつのまにか次郎吉、そしてまさかの人物紹介なし!
 
人物紹介とクライマックスでのメインテーマがないとコナン映画とはいいません。
 
まあここまで愚痴ったけど・・・一応面白かったは面白かったんですよ。
キッドも快斗の素の性格が前面に出ていてよかったです。
最後の蘭にちゅうしようとするシーンも、一部では評判が芳しくないようですが
私は、快斗は変態だしいいんじゃない?って感じですね(笑)
 
あと全体的にギャグが多かったかな。そんなところもまじ快っぽい。
私が笑ったシーンは、キッドに助けてもらったコナンが「飛行船にもどれ!」というシーン。
キッドがヤギとたわむれてるのも面白かった。
 
ここからは哀ちゃんの話に入ります!
 
哀ちゃん!その前に志保(シェリー)さん!!人物紹介で会えなかったね(号泣)
戦慄のときは哀ちゃんがしゃべり、漆黒のときはシェリーたんの新カットが入ってたのに!!(泣)
今度志保さんに会えるのはいつかしら。原作でも最近の組織編は一向に哀ちゃんと絡まないし・・・
新一は無駄に戻りまくってるのにね。
 
さて、哀ちゃんですが、前半はコナン君との絡みが無駄に多くてよかったです。
あと半目も多かった・・・無駄に。
半目はジト目とは違うんです。ジト目はたまになら(最近は多すぎ!)かわいいけど、半目はいわば皮肉めいた表情なので・・・やっぱり灰原さんはマジ顔が一番りりしいですね。
漆黒のコナンと博士の家で話していたときの、哀ちゃんのドアップ・正面・マジ顔といったら!!
あれを大スクリーンで見るだけでも映画に行く価値は十分あります。
 
今回正面ドアップは特になかったようですが・・・途中の、飛行船についてロマンチックに語る哀ちゃん!哀ちゃーん!
コナンくんをポカーン顔にさせてしまう哀ちゃん!
その後の「冗談よ」のクールな切り替えし!めぐさん最高!
 
そしてそして、哀ちゃんたちが犯人グループに人質になったシーン。
犯人が携帯没収を開始し・・・ついに哀ちゃんのところまでくると・・・
 
「わたし、持ってない!(博士にしがみつき隠れる)」
 
哀ちゃーーーーーん!!!!最上級萌え!!!!!最高!!!!!!
ここのカットはパンフでも使われていて、映画を見る前にそれを見たときも
えーっ哀ちゃんがデレてる!萌え!と一人興奮してたのですが。
これが映像で見れるとは!!!しかも声が良すぎる!!!めぐさーん!!!
めぐさんのデレ声最高です!!!
 
その直後、冷静にコナン君に状況報告!
探偵団と別行動し、暗躍してるところも素敵!
犯人が来たとき、博士が哀ちゃんの肩をつかんだのも良かった!
 
そして、予告でもあった(すっかり忘れてましたが)優木まおみ役が哀ちゃんを殴るシーン。
「ばちいっっ」と思いっきり殴られてました。哀ちゃんは可哀想だけどこれも萌えた。
衝撃を受けてるときの表情。いいじゃないっすか。変態?
余談ですがコナン君が本気で怒ったりくやしがったりしてるときの表情もかなりツボです。
だから瞳の哀ちゃんがコナン君を怒らすときなんか最高。これもまた今度書きます。
 
その後の「子どもを殴るなんて!」のセリフとか、「哀ちゃん大丈夫?!」と蘭がかけよってきたりだとか・・・
萌えです。私の哀ちゃんに対する愛は全てこの表現に凝縮できます。
 
蘭と哀ちゃんが絡むの好きなんです。いや、服部とかキッドとか普段絡まないキャラに絡むのも相当萌えなんですが・・・(高木に「哀ちゃん」とか呼ばれちゃってるところも)
哀ちゃん好きな人は蘭嫌い、ってことが多いようですが、私は蘭好きです。
特に原作ですね。アニメはたまに表情によっていやなキャラになるときがあるんですが、まあそれはおいといて・・・
理由は、だって哀ちゃんに優しいんだもん!!(笑)だからコナン君はたまに嫌いです(笑)
この前原作でコナン君がスタンガンで眠らされたとき、ずっと寝てればいいのにって思いました。
コナンが寝てれば哀ちゃんがしゃべるし。まあこんなこと言うのも愛ゆえですが(笑)
 
哀ちゃんの見所は、これくらいでしょうか。後半は他キャラの活躍に持ってかれてましたね。
しかしコナン君・・・最強っぷりが甚だしかったです。犯人ほぼ一人で倒すし、爆弾もほぼ一人で解体するし。
でもこれでいいんです。これがコナン映画なんです!最近の山本映画の「みんなで活躍すればいーじゃん」的なノリが私は嫌だった!
 
時間きたんで一回切ります。